「今日はここまで。2年片せー。1年はモップ掛け」
悠太先輩のこの合図が終わりの合図。
練習で疲れているというのに1,2年生はキビキビと動く。
私は部員達が飲み終わったボトルを回収し、衣舞は動き回っている1,2年生達にタオルを配っていく。
「来週はインターハイに向けての地区予選がある。気合い入れて練習するように」
「「はい」」
顧問からのお言葉で締りが入った。
「では、メンバーを発表する」
「ねぇ、インターハイって何?」
顧問が名前とポジションを発表する中、隣からコソッと質問された。
「インターハイは、全国高等学校総合体育大会のこと。地区予選、県大会、関東大会の順で勝ち進んでいき、インターハイ出場が決まるの。つまり、インターハイは全国大会なの」
「へ~・・・・・・。全国かぁ~」
「次、SG露口」
「はい」
顧問に呼ばれ、ユニフォームを受け取りに行った琉翔。
「すご~い。1年生でレギュラー?」
「そうだね」
でも、もう1人居るよ。
「次補欠、石田、平尾、尾崎、矢木、中島」
ほら、来た。
「以上だ。解散」
「「お疲れ様です」」


