「んん~!」 ガランとした教室を見て大きく伸びをする。 「終わったぁ~!」 空がオレンジに染まり始めた時、お客さんは減っていき、1日目は終了した。 「部長~、調理部の部長が呼んでます。調理室に来て下さいだそうで」 「はいよ」 衣舞が調理室から戻ってくると、悠太先輩が入れ替わりで出ていった。 「お疲れ様、杏莉鈴」 「衣舞こそお疲れ」 パンと両手を合わせ合うと、お互い笑顔が零れた。 「在庫足んねぇーぞ」 「今から買い出しか」 斉藤先輩を中心に、明日の分の在庫を確認していた。