「どうしたんすか、この量」
「原因はあれだよ」
先輩が指した先には、悠太先輩が居た。
「お帰りなさいませ、お嬢様。何を召し上がりますか」
男子の考えることは誰でも一緒ってとこかな。
この用語は悠太先輩からの部長命令で決まったことだ。
「執事さんのおすすめは?」
「私のおすすめあはこちらのフォンダンショコラでございます」
「じゃあそれにしようかな」
「他におすすめは?」
「こちらのチーズケーキも捨て難くなっております」
2人の女性客に甘い言葉で接客をしている先輩。
周りの女性客も悠太先輩にハートの目を向けている。
「さ、早く働いてくれよ。ま、注文と接客は殆ど部長がしてくれるから俺達は運んで片すだけ中心の仕事だけどね」
さ、仕事仕事。と呟きながらトレーを持って行ってしまった。


