ガタッ____
教室に辿り着くと、あまりの息切れにドアに手を付いた。
「杏莉鈴ちゃん、おはよ~」
なんて呑気な挨拶をくれたのは悠太先輩だ。
「おはよう、ございます・・・・・・」
肩で大きく息をしながら腕時計で今の時間を確認する。
7時丁度・・・・・・
「セーフ・・・・・」
「セーフじゃないわよ!」
う゛・・・・・・
背後の怖いオーラに怯えつつ、ゆっくりと振り返った。
「衣舞さん、おはようございます・・・・・・」
手を腰に当て、仁王立ちの衣舞さん。
「おはよう」
ニッコリと笑っているが、私には物凄く怖く感じる。


