君の姿を探して・・・・





ついにやってきた文化祭当日。



今朝は残っている準備もあるのでクラスの集合時間よりも30分先に部活の集まりがある。



部活方の準備がまだ今一だが、ギリギリまでやれば完成する計算だ。



クラスの方には無茶を言って30分遅れて手伝うことにして貰った。



「杏莉鈴、おかわりは?」


「もういい。てか、時間ない」


「ならもっと早く起きればいいのに」



昨日はシフトの最終チェックと衣装の確認、メニューのチェックで帰ってくるの遅かったんだから。



流石に2日前からは屋台やら色々と組み立て始めたり、体育館は当日のセッティングをしたりで部活は出来なかった。



それでも練習が出来るギリギリまでやっていたので、文化祭の方の準備に手が回らなかったのだ。



「行ってきま~す!」


「あ、杏莉鈴!」



指定の鞄を持ってリビングを出ようとしたらお母さんに呼び止められてしまった。



「何?」


「今日、山梨さんと露口さんと3人で行くからね」



お母さん・・・・・・・・



「うん。ありがとう!」



とびきりの笑顔を残して家を出た。