「…それよりさ、さっきもらった台本読んだ?」 涼平さんは自分の手元にあるさっきもらったばかりの台本に目を移しながら言った。 少し深刻そうな顔をしてる…ような。 「いえ…まだです」 「…なんかね」 あたしが返事をすると、すぐに続けた。 「俺と陽奈ちゃん…合コンするらしいよ!?俺たちただの合コン相手っぽいよ!?ひどくね!?」 ものすごく必死に訴えてくる涼平さん。 「ぷっ」 あたしは思わず吹き出してしまった。 「あ、笑ったな!」 「わ、笑ってないですよ!」