れもんどろっぷ。




「あ、陽奈ちゃんじゃん!」

スタジオに着くと、突然そんな声が飛んできた。

くるりと振り返ってみると。
そこには笑顔で手を振る涼平さんの姿があった。

「涼平さん!お久しぶりです」

「うん、陽奈ちゃんに会えなくて寂しかった」

冗談半分でそう言う涼平さんがちょっぴりかわいく思える。





…あ。

あたし…涼平さんに迷惑かけたままだった!

「あの、この間はその…ありがとうございました」

あたしは咄嗟に頭を下げた。

すると涼平さんは「なんのことだ~?」ってちょっとふざけながらも、あたしの頭をポンポンと撫でた。