それからはお茶をしたり、近くにあった小さな遊園地で遊んだりして過ごした。 …メリーゴーランドに乗る遥斗さんをこっそり写真に収めたのはここだけの話。 だって遥斗さん、メリーゴーランド似合いすぎるんだもん。 本物の王子様のように見えたくらい。 あたしは再び遥斗さんの運転する車の助手席に座る。 行きの車で流れていたよく知らないクラッシック音楽が、まるで昔から知っている曲のようにすんなりとあたしの耳に入ってくる。 遥斗さんの真剣な横顔とクラッシック音楽は良く合う…。