れもんどろっぷ。




バスローブを脱ぎ、肌が露わになった。

あたし幼児体型だから…
本当、水着姿なんて見られたくない。

これで隠せるなんて思わないけど、ついつい手を胸やお腹の周りに添えてしまう。




「…腹でも痛い?」

そんなあたしを見て、心配そうにそう聞いてくる遥斗さん。

「いえ、あの…そんなことはっ」

「じゃあその手はなに」

遥斗さんに指摘され、添える手に更に力が入ってしまう。

「っ…恥ずかしいんです!」

カァッと顔が赤くなるのが自分でもわかった。

「ぶっ…」

あたしを見て、また吹き出した遥斗さん。

「わ、笑わないでくださいよっ」

あたしは遥斗さんに背を向けた。

もう本当、見られたくない…!





「大丈夫。水着、似合ってるから」






「っ…!」



しばらく時が止まったように感じた。

普通の言葉でも、好きな人に言われるとこんなに特別に感じちゃうんだ…。







「っ…ほら、行くぞ」

そう言われゆっくり遥斗さんの方を向くと、振り返りざまの遥斗さんの横顔が目に映る。



その頬は心なしか赤い気がした。