仕事が終わり、机の上を片付けていた時に御堂からメールが入ってきた。
電話をかけると、奏からの電話を待っていたかのように御堂が二回コールで出た。
「御堂さん? 青山です。今、仕事が終わったところなんですけど」
『今、お前の会社のエントランスに車をつけたところだ。すぐに降りて来い』
「は、はい!」
『ちんたらすんなよ』
「わかりました」
(御堂さん、わざわざ迎えに来てくれたのかな……?)
手短に電話を切ると、ドキドキと胸が高鳴って、思わずぐっと携帯を握り締めた。
すると――。
(柴野……さん?)
視線を感じて顔を上げると、向こうの席から柴野がじっと奏を見ていた。が、奏と目が合うと、ぱっと目を逸らして何事もなかったかのように書類に目を落とした。
(気のせいだよね……きっと)
それから奏は気にすることもなく、オフィスを後にした――。
電話をかけると、奏からの電話を待っていたかのように御堂が二回コールで出た。
「御堂さん? 青山です。今、仕事が終わったところなんですけど」
『今、お前の会社のエントランスに車をつけたところだ。すぐに降りて来い』
「は、はい!」
『ちんたらすんなよ』
「わかりました」
(御堂さん、わざわざ迎えに来てくれたのかな……?)
手短に電話を切ると、ドキドキと胸が高鳴って、思わずぐっと携帯を握り締めた。
すると――。
(柴野……さん?)
視線を感じて顔を上げると、向こうの席から柴野がじっと奏を見ていた。が、奏と目が合うと、ぱっと目を逸らして何事もなかったかのように書類に目を落とした。
(気のせいだよね……きっと)
それから奏は気にすることもなく、オフィスを後にした――。



