全て御堂が自分の目の前に現れた瞬間から、柴野に全部見透かされていたのだ。そう思うと、奏はやりきれない感情がこみ上げてきて唇を噛んだ。
「……だから、御堂に奏を取られたと思うと面白くなくて、つい意地悪をしてみたくなっちゃったんだよね」
すると柴野は、机の引き出しから小さなメモ紙を取り出した。それは一度丸められた跡があり、柴野から手渡されると、奏はそれを見て凍りついた。
「……だから、御堂に奏を取られたと思うと面白くなくて、つい意地悪をしてみたくなっちゃったんだよね」
すると柴野は、机の引き出しから小さなメモ紙を取り出した。それは一度丸められた跡があり、柴野から手渡されると、奏はそれを見て凍りついた。



