奏は御堂に対して嫌悪感を抱いていたはずなのに、変わらないその姿を見た途端、懐かしく思えて自然と笑みが溢れてしまった。
下手クソと言われても、あれから奏は懲りずに音楽室に通った。
言葉すら交わさなかったが、そんな毎日が続く中、次第に音楽室のドアの前で御堂が腕を組みながら、無言で奏のピアノを聴くようになった。
下手と言われようが、これが自分の音なのだと言わんばかりに奏は御堂を横目に無心にピアノを弾いた。
下手クソと言われても、あれから奏は懲りずに音楽室に通った。
言葉すら交わさなかったが、そんな毎日が続く中、次第に音楽室のドアの前で御堂が腕を組みながら、無言で奏のピアノを聴くようになった。
下手と言われようが、これが自分の音なのだと言わんばかりに奏は御堂を横目に無心にピアノを弾いた。



