「僕が奏に告白した時、忘れられない人がいるって言っていただろう? もしかしたらそいつは御堂なんじゃないかってことも、なんとなくその時から薄々気づいてた」
「でも……私、一度も御堂さんの事、話したことないのに……?」
「ふふ……君は正直者だから、特に目がね。御堂の事が話題に出るたびに僕には見せない可愛い表情になったりしてさ、正直妬けたよ。だから僕は賭けに出たんだ」
沈黙の中、低い声で語る柴野の声が部屋に響いていた。柴野はしゃべりすぎたのか。冷蔵庫から水の入ったペットボトルを取り出すと、そのまま口をつけてぐっと煽った。
「賭け……って?」
「御堂をベルンフリートに所属させて君の様子を全部窺ってたんだ」
「え……?」
柴野の言う賭けの意味が理解できず、奏は混乱し続ける頭をなんとか動かそうとした。すると、そんな姿を見て柴野が声を立てて笑いだした。
「でも……私、一度も御堂さんの事、話したことないのに……?」
「ふふ……君は正直者だから、特に目がね。御堂の事が話題に出るたびに僕には見せない可愛い表情になったりしてさ、正直妬けたよ。だから僕は賭けに出たんだ」
沈黙の中、低い声で語る柴野の声が部屋に響いていた。柴野はしゃべりすぎたのか。冷蔵庫から水の入ったペットボトルを取り出すと、そのまま口をつけてぐっと煽った。
「賭け……って?」
「御堂をベルンフリートに所属させて君の様子を全部窺ってたんだ」
「え……?」
柴野の言う賭けの意味が理解できず、奏は混乱し続ける頭をなんとか動かそうとした。すると、そんな姿を見て柴野が声を立てて笑いだした。



