「もうこれ以上、柴野さんと恋人としてお付き合いすること……できません」
(い、言っちゃった……)
奏が言った後、部屋は不気味なまでに静まり返った。カチカチと時計の秒針が無機質に時を刻んでいる。柴野は動きを止めて、無表情に窓の外を眺めていた。
どれくらい時が経ったかわからない。このまま夜が明けてしまうのではないかと思っていた時、ようやく柴野が重く口を開いた。
「……それって、僕と別れたいってこと?」
「……はい」
「そうか、あはは……そっか」
柴野の乾いた笑いが、奏の胸を締め付ける。
(い、言っちゃった……)
奏が言った後、部屋は不気味なまでに静まり返った。カチカチと時計の秒針が無機質に時を刻んでいる。柴野は動きを止めて、無表情に窓の外を眺めていた。
どれくらい時が経ったかわからない。このまま夜が明けてしまうのではないかと思っていた時、ようやく柴野が重く口を開いた。
「……それって、僕と別れたいってこと?」
「……はい」
「そうか、あはは……そっか」
柴野の乾いた笑いが、奏の胸を締め付ける。



