「年配好みのダサい曲ばっか……ねぇ」
氷のような御堂の座った目に、奏は為すすべもなくなる。
(だ、だめだ……御堂さん完全にキレちゃってる感じ……もしかして今までの話、全部聞いてた?)
「あ、あの、御堂さん? ちょっと今取り込み中ですので、もう少し待っててもらってもいいですか? すぐ行きますから――」
「この件、俺が引き受けてやってもいい」
「わざわざ会社にまで来てもらって……って、ええっ!? い、今なんて……?」
(空耳? 空耳じゃなければ私、頭おかしくなったのかな?)
杏子は、驚きなのか怒りなのか、窺い知ることのできない表情をしている。
氷のような御堂の座った目に、奏は為すすべもなくなる。
(だ、だめだ……御堂さん完全にキレちゃってる感じ……もしかして今までの話、全部聞いてた?)
「あ、あの、御堂さん? ちょっと今取り込み中ですので、もう少し待っててもらってもいいですか? すぐ行きますから――」
「この件、俺が引き受けてやってもいい」
「わざわざ会社にまで来てもらって……って、ええっ!? い、今なんて……?」
(空耳? 空耳じゃなければ私、頭おかしくなったのかな?)
杏子は、驚きなのか怒りなのか、窺い知ることのできない表情をしている。



