「思ったより遅くなった。お前は会社に戻るのか?」
「あの、御堂さん……聞きたいことがあるんですけど」
「一秒で済ませろ」
冗談なのか本気なのかわからない口調だったが、奏は先ほどの看護師の言葉が気になって笑うに笑えなかった。
「このコンサートがボランティアだったって……本当ですか?」
奏が緊張しながら尋ねると、御堂は面倒くさそうにため息をついた。
「何もしなくても金が入ってくるようなお偉い方の集まりだったら、がっぽり報酬はもらう予定だったけどな」
「じ、じゃあ、うちの会社が出した請求書は全部御堂さんが……」
装飾費や人件費などを含んだらかなりの額だったはずだ。しかし御堂はそれ以上野暮なことを聞くなと目で訴えてきた。
「あの、御堂さん……聞きたいことがあるんですけど」
「一秒で済ませろ」
冗談なのか本気なのかわからない口調だったが、奏は先ほどの看護師の言葉が気になって笑うに笑えなかった。
「このコンサートがボランティアだったって……本当ですか?」
奏が緊張しながら尋ねると、御堂は面倒くさそうにため息をついた。
「何もしなくても金が入ってくるようなお偉い方の集まりだったら、がっぽり報酬はもらう予定だったけどな」
「じ、じゃあ、うちの会社が出した請求書は全部御堂さんが……」
装飾費や人件費などを含んだらかなりの額だったはずだ。しかし御堂はそれ以上野暮なことを聞くなと目で訴えてきた。



