「そうだ! ねぇ、今そのゲームで流れてる音楽、あそこのお兄ちゃんに弾いてもらおうか?」
「え!? そんなことできるの? それすごい! 聴いてみたいな」
思いつきで奏が言うと、泣きそうだった男の子の顔が一気にぱぁっと明るくなった。
「あのお兄ちゃんはね、なんでも弾けちゃうからきっと――」
「おい、なに勝手なこと言ってんだ」
「み、御堂さん!?」
怒気を含んだようなその声に、奏の肩がビクッと跳ねた。
「おい、演奏中はお行儀よくしてるってママから教わらなかったのか?」
「あ、あの、御堂さん、子供相手にその――」
いつの間にか御堂はステージから降りてきて、騒ぎを起こしている男の子の目の前に立っていた。
御堂の容赦ない冷たい目に、再び男の子が口をへの字に曲げて目を潤ませ始めた。
「え!? そんなことできるの? それすごい! 聴いてみたいな」
思いつきで奏が言うと、泣きそうだった男の子の顔が一気にぱぁっと明るくなった。
「あのお兄ちゃんはね、なんでも弾けちゃうからきっと――」
「おい、なに勝手なこと言ってんだ」
「み、御堂さん!?」
怒気を含んだようなその声に、奏の肩がビクッと跳ねた。
「おい、演奏中はお行儀よくしてるってママから教わらなかったのか?」
「あ、あの、御堂さん、子供相手にその――」
いつの間にか御堂はステージから降りてきて、騒ぎを起こしている男の子の目の前に立っていた。
御堂の容赦ない冷たい目に、再び男の子が口をへの字に曲げて目を潤ませ始めた。



