「御堂さんは、僕よりも先に奏を見つけたと思ってるかもしれませんが……彼女を見つけたのは僕が先ですよ……きっとね」
「どういうことだ?」
柴野の意味深な発言に、御堂は初めて顔を柴野に向けた。案の定、話に食いついてきたとばかりに、柴野はその唇を歪めて笑った。
「高校三年の文化祭で披露した御堂さんの“G線上のアリア”未だに耳に残ってますよ。ほんと、高校生とは思えないくらいの腕前でね……御堂さんみたいな逸材と同じ高校にいた事、僕の小さな自慢です」
「……お前、まさか」
「どういうことだ?」
柴野の意味深な発言に、御堂は初めて顔を柴野に向けた。案の定、話に食いついてきたとばかりに、柴野はその唇を歪めて笑った。
「高校三年の文化祭で披露した御堂さんの“G線上のアリア”未だに耳に残ってますよ。ほんと、高校生とは思えないくらいの腕前でね……御堂さんみたいな逸材と同じ高校にいた事、僕の小さな自慢です」
「……お前、まさか」



