温厚な柴野の口から、らしくない辛辣な言葉が飛び出して、奏は信じられない気持ちになった。
先日の電話ではまだ戸惑いがあったのか柴野は言葉を濁していたが、今夜は様子が違って鋭く突っ込んでくる。
「ひどい……柴野さんは、私を信用していないって……そういうことなんですか?」
「信じてるよ、だから今夜僕のマンションに来れるよね?」
「そ、れは……」
御堂のコンサートは明日だ。そして準備などもあり、朝早く出かけようと思っていた。
奏は、御堂のマンションに行くか、それとも断ってしまうかの狭間で頭を抱えこんだ。
先日の電話ではまだ戸惑いがあったのか柴野は言葉を濁していたが、今夜は様子が違って鋭く突っ込んでくる。
「ひどい……柴野さんは、私を信用していないって……そういうことなんですか?」
「信じてるよ、だから今夜僕のマンションに来れるよね?」
「そ、れは……」
御堂のコンサートは明日だ。そして準備などもあり、朝早く出かけようと思っていた。
奏は、御堂のマンションに行くか、それとも断ってしまうかの狭間で頭を抱えこんだ。



