思いのほか仕事が進んだ奏は、柴野の誘いを受けることにしてクラシックが主なBGMという穴場のバーに連れてこられた。そこは都心の中にひっそりと佇み、落ち着いた間接照明が所々に置いてある大人の雰囲気のバーだった。
「ここのカクテルはなんども雑誌やテレビに取り上げられてるくらい美味しいって評判なんだ。残念ながら僕は車だからノンアルコールだけどね」
柴野は、苦笑いをこぼしながらサラトガ・クーラーの入ったグラスを揺らして見せた。
どの女性も柴野の完璧なエスコートっぷりにはなまる印をつけるだろう、しかし奏は柴野のテンションとは裏腹に、晴れない気持ちを抱えていた。
「ここのカクテルはなんども雑誌やテレビに取り上げられてるくらい美味しいって評判なんだ。残念ながら僕は車だからノンアルコールだけどね」
柴野は、苦笑いをこぼしながらサラトガ・クーラーの入ったグラスを揺らして見せた。
どの女性も柴野の完璧なエスコートっぷりにはなまる印をつけるだろう、しかし奏は柴野のテンションとは裏腹に、晴れない気持ちを抱えていた。



