「あれ……?」
ふと、ベッドチェストの上に目をやると、一枚の写真に目が留まった。
「これって……御堂さんですか?」
「あぁ、これかい? そうだよ。よくわかったね」
小学校低学年くらいの少年がヴァイオリンを持って、仏頂面で写真に写っている。その横で優しく笑う男性がおそらく自分の目の前にいる人だと直感した。
(言われてみれば面影が……)
奏は、その写真に食いつくように手にとって見た。
「相変わらず無愛想なやつだろう? カイリは。でも、私にとっては息子のような存在だから、大人になっても可愛いもんだよ」
カメラ目線でもにこりともしていない。けれど御堂独特の気高さがひしひしと伝わってくる写真だった。
じっくり見れば見るほど紛れもなくその少年は、御堂カイリ本人だ。
ふと、ベッドチェストの上に目をやると、一枚の写真に目が留まった。
「これって……御堂さんですか?」
「あぁ、これかい? そうだよ。よくわかったね」
小学校低学年くらいの少年がヴァイオリンを持って、仏頂面で写真に写っている。その横で優しく笑う男性がおそらく自分の目の前にいる人だと直感した。
(言われてみれば面影が……)
奏は、その写真に食いつくように手にとって見た。
「相変わらず無愛想なやつだろう? カイリは。でも、私にとっては息子のような存在だから、大人になっても可愛いもんだよ」
カメラ目線でもにこりともしていない。けれど御堂独特の気高さがひしひしと伝わってくる写真だった。
じっくり見れば見るほど紛れもなくその少年は、御堂カイリ本人だ。



