「なにぼさっとしてんだ」
「す、すみません。あの……これから院長先生のところにご挨拶に行くんですよね? だったら私も――」
「……いや、お前はコンサートの依頼人に会って当日の流れを確認してこい。依頼人の病室だ。俺は院長に話があるから先にそっちに行く」
御堂はポケットからペンを取り出すと、適当な紙に病棟と部屋番号と依頼人の名前が書かれたメモを手渡した。
「す、すみません。あの……これから院長先生のところにご挨拶に行くんですよね? だったら私も――」
「……いや、お前はコンサートの依頼人に会って当日の流れを確認してこい。依頼人の病室だ。俺は院長に話があるから先にそっちに行く」
御堂はポケットからペンを取り出すと、適当な紙に病棟と部屋番号と依頼人の名前が書かれたメモを手渡した。



