「あの……聞いていいですか?」
躊躇しながら奏が尋ねると、御堂の横目と目が合う。
「もしかして、この車の助手席に座ったのって私が初めて……とか?」
「……なんだそのくだらない質問は」
駐車場の空きスペースを物色しながら、ギロリと御堂の視線が険しくなる。
先日購入したばかりという御堂の車は、真っ白でスタイリッシュなボディの車だった。
真新しい匂いのする車内で奏は、この車の助手席に乗ったのは自分が初めてなのかそうでないのかと道中そんなことを考えていた。
「くだらなくないですよ! だって、御堂さんの彼女だってまだ座ったことなかったら……そういうの女性って気にするんですよ?」
「そういう細かいこと気にするような女には興味ない」
(桐島さんはそういうことを気にするような人じゃないってことね……)
なんとなく複雑な気持ちになっていると、車が縁石にトンっとぶつかって奏はハッとなった。
躊躇しながら奏が尋ねると、御堂の横目と目が合う。
「もしかして、この車の助手席に座ったのって私が初めて……とか?」
「……なんだそのくだらない質問は」
駐車場の空きスペースを物色しながら、ギロリと御堂の視線が険しくなる。
先日購入したばかりという御堂の車は、真っ白でスタイリッシュなボディの車だった。
真新しい匂いのする車内で奏は、この車の助手席に乗ったのは自分が初めてなのかそうでないのかと道中そんなことを考えていた。
「くだらなくないですよ! だって、御堂さんの彼女だってまだ座ったことなかったら……そういうの女性って気にするんですよ?」
「そういう細かいこと気にするような女には興味ない」
(桐島さんはそういうことを気にするような人じゃないってことね……)
なんとなく複雑な気持ちになっていると、車が縁石にトンっとぶつかって奏はハッとなった。



