「べ、別に……御堂さんモテるでしょうから、女の人からお手紙の十通、百通は普通ですよね」
「まぁ、そうだな」
遠慮なく言ってのける御堂の厚顔ぶりに、二の句が継げなくなると、奏は気を取り直して楽譜をテーブルの上に広げた。
「一応多めに楽譜を持ってきました。その……コンサートの場所が病院っていうのも驚きだったんですけど……今朝、院長先生にお電話して連絡を取ったら喜んでましたよ」
奏は今朝、御堂のマンションに出かける前に、指定された病院の院長に電話を入れた。院長は元々御堂と顔見知りのようで、コンサートの事も事前に分かっていたようだった。
「まぁ、そうだな」
遠慮なく言ってのける御堂の厚顔ぶりに、二の句が継げなくなると、奏は気を取り直して楽譜をテーブルの上に広げた。
「一応多めに楽譜を持ってきました。その……コンサートの場所が病院っていうのも驚きだったんですけど……今朝、院長先生にお電話して連絡を取ったら喜んでましたよ」
奏は今朝、御堂のマンションに出かける前に、指定された病院の院長に電話を入れた。院長は元々御堂と顔見知りのようで、コンサートの事も事前に分かっていたようだった。



