とろける恋のヴィブラート

 よろけてずれ落ちそうになる御堂の身体をなんとか支え、奏は意外にガッチリとした肩をゆさゆさと揺らした。


「御堂さん!? あ、あの――!」


 自分よりも身長の高い御堂を支えるのに必死になっていると、奏の肩に頭を預けて微かに寝息のようなものが聞こえてきた。


(もしかして……寝てる? し、信じられない……!)