近くで見れば見るほど端整な顔立ちをしている。御堂の妙に生々しい唇に釘付けになりながら、全身の体温が高騰していった。
「お前の本当の音……聞かせろ」
「っ!? 御堂さん――!」
一瞬、艶めいたその声音に奏の思考回路が全面ストップした。ガラス細工のような淡褐色の瞳に吸い込まれ、御堂の吐息が頬にしっとりとかかる。
(う、嘘……これって、キスされそうになってる!?)
「お前の本当の音……聞かせろ」
「っ!? 御堂さん――!」
一瞬、艶めいたその声音に奏の思考回路が全面ストップした。ガラス細工のような淡褐色の瞳に吸い込まれ、御堂の吐息が頬にしっとりとかかる。
(う、嘘……これって、キスされそうになってる!?)



