とろける恋のヴィブラート

 トーンを落として伏し目がちに呟いたその時、御堂の温かな手が奏の露出した肩に置かれた。


 奏は、じんわりと素肌に伝わる御堂の熱を感じて、自分がまだ露出度の高いドレス姿だったことを思い出した。


「み、御堂……さ」


 目の前が陰って、奏は慌てて見上げた。すると、御堂が腰を屈めてゆっくりと奏の顔に唇を近づけてきた。


(えっ!? な、なに……?)