※ ※ ※
奏は会社の地下駐車場に駐車してある柴野の車にエスコートされながら助手席に座った。
「奏が好きなもの、じゃんじゃん食べるといいよ」
柴野はアクセルを踏み、車を発進させた。それと同時にやんわりと膝の上に乗せていた奏の手を握った。
(柴野さんは、本当に私のこと好きでいてくれてるんだ……)
奏は柴野から告白され、一週間悩んだ挙句、付き合うことにした。そして季節は春になり今に至る。
柴野にキスをされればドキドキもするし、抱かれれば熱くなる。けれど、好きという感情が心を揺さぶるたび、同時に思い起こされる過去の記憶が、奏を未だに苛んでいた。
奏は会社の地下駐車場に駐車してある柴野の車にエスコートされながら助手席に座った。
「奏が好きなもの、じゃんじゃん食べるといいよ」
柴野はアクセルを踏み、車を発進させた。それと同時にやんわりと膝の上に乗せていた奏の手を握った。
(柴野さんは、本当に私のこと好きでいてくれてるんだ……)
奏は柴野から告白され、一週間悩んだ挙句、付き合うことにした。そして季節は春になり今に至る。
柴野にキスをされればドキドキもするし、抱かれれば熱くなる。けれど、好きという感情が心を揺さぶるたび、同時に思い起こされる過去の記憶が、奏を未だに苛んでいた。



