私は、瞬より遅く学校に着いた…

「ハァ…ハァ…何で置いていくのよ…」

そう思いながら、瞬の席に向かった。


「置いていくなんてひどくない?」

「ちょっと位待っててよ!」

「こっちはね、朝来るのを待ってて上げたのに…」


「何?文句あるのか?」

「それに、朝待ってて何て頼んでねぇーし」



何それ?


確かに、待ってて何て言ってたいけど…

心配だったんだもん。

幼馴染みとして、当然でしょ!

もう…いい…瞬なんか知らないから””

そう思って、自分の席に向かった…。