可愛い弟くん



俊に居間で待っててもらい、
私は急いで着替えた。

部屋が散らかっていないことを確認し、
俊を部屋に招き入れた。

「狭いけど、座ってて」

そう言い残し、飲み物を取りに居間へと
戻った。

冷蔵庫からジュースを取り出し、
コップについで部屋へと戻る。

俊はベッドに座り、部屋を見回していた。

「はい」

コップを小さなテーブルに置くと、俊は私を見た。

「ありがと」

その笑顔に、きゅんとして。

部屋の寒さに私はぶるっと身震いをした。

暖房をつけたけど、まだ部屋は温まっていない。

私はベッドによじ登り、俊の隣で毛布に包まった。

「寒い?」

俊は私を心配そうに見た。

「ちょっとね。俊は大丈夫?」

返事の代わりに微笑む。

……少し近寄っても、いいかな…

私はジリジリと近寄り、肩が触れそうな距離まで近づいた。