可愛い弟くん



チャイムが鳴り、二人で屋上を出た。

また、あの空間に戻るのは憂鬱だけど、
俊が元気をくれたから、今日はあと少し
頑張ろう。



教室に入ると、ゴミ箱になった自分の机が目に入った。

クスクスと聞こえる笑い声。

私はゴミ箱を探して、ゴミを捨てた。

大丈夫、大丈夫、大丈夫。

気にするな、これくらい。

どうにか、平然を装い、席に着く。


午後の授業が始まった。