駄目男、俺。

―――――…

「よっ、康介、急にごめんね?」

「ああ」

「とりあえず、どっか行こ」


これで最後とか言いながら、バレなきゃいーか、とかどっかで軽い意識を持ってたのは本当。
なんとなくだけど女の子が女友達以外に相談する、って結構困ってる時じゃないかなとか思う。

絡む腕に、美和とは違う香水の匂い。美和より低い身長。どこか垢抜けないあどけなさを持つ瑠美。

会話のトーンも、チョイスする言葉も違和感があって、無意識に美和と比べる自分に気付いた。