大嫌いなアンタに惚れるなんて ありえない






優夜より、私が1番可哀想。


そんなことを考えてると、
優夜が近づいてきて、耳元で囁いた。


「俺が1番に帰ってくるから。」


そういった。


「………うん。」


「俺の茉梨は、誰にも渡さねぇ。」


そ、そそんなこと言われたら、
顔真っ赤になっちゃう……。


「みんなちゃんと走れよ。」


そういった顧問の先生がホイッスルを吹くと、
みんながいっせいに走り出した。


優夜なら、きっと、1番だよね…。