私たちは並んで歩く。


「あ、優夜~♪」


その時、前方から女の子が駆け寄ってきた。
そして、優夜に抱きつく。


おお。
人の前で大胆なことを……。


「美由、離れろ。」


「えー、久しぶりなのに、冷たいよ?」


「とにかく、離れろ。」


「もう~、仕方ないなぁ。」


そういって離れる美由ちゃん。

てか、この子は……?