偽装アイ。





そして、その日の放課後も今井くんは来ていた



またソファで寝てるだけだったけど




私が静かに本を読んでいると顧問の先生が教室に入ってきた




「斉藤さん、悪いけど少し手伝ってくれないかな」




「分かりました」



そして、私は今井くんを起こさないようにそっと教室から出た



先生の手伝いを終えた私は教室に戻り帰る準備をしていた



遅くなっちゃったな




私が急いで帰る準備をしていると
今井くんが身じろぎをした