ピピッピピピピピ

私は目覚ましを止めた。

辺りを見回すと見慣れた壁、見慣れたポスター、見慣れたタンス、見慣れたベッド、見慣れた景色………

(本当に戻ってきたんだ…………)

私はテレビをつけて今日の日付を確かめた。

(2か月くらい向こうにいたから……)

雪「え、嘘っ!」

私がタイムスリップした日と同じ……

母「雪菜ー、起きてるなら降りてきなさいよー!」