航「おい、それより先にこの人の縄といてやらねーと……」

妙「ほんとだ!すいませんっ!今すぐときますね。」

お妙ちゃんはそう言って私の縄を解いてくれた。

雪「ありがとう……」

(悪い子ではないのかな……?)

ーバァンッ

その時、おもいきり戸を開ける音がした。

航「何者だっ!?」

航平さんは刀を抜いた。私とお妙ちゃんを隠すように立って。

沖「雪菜さん!!ここにいますよね!?出てきてください!」

沖田さんだ。

私は安心したからか、そこで意識を失った。