~土方side~

悲鳴が聞こえたと思ってきてみたら、お妙の腕には包丁がさしてあった。

俺は分からなくなった。そして、あんなことを言ってしまった…

雪菜を傷つけてしまった……

(こんなんじゃ雪菜の恋仲失格だな……)

本当は疑いたくなかった。でも………

しかも、総司にまであんなこと言われるなんてな…

妙「土方さん……ありがとうございます!私のことを信じてくれて。雪菜さん、いつも酷いんですよ……私に対して暴力を振るってきたりするんです!」

土「………せぇ」

妙「え?」

土「うるせぇっつってんだよ!だいたいお前のこと信用するわけねーよ!」

俺は怒り狂って怒鳴った。

みんな驚いていたが、やっぱりかという顔をした。

俺は雪菜と総司を追いかけるようにその場を離れた。

~土方side end~