運悪くそこへ他の幹部の人たちがやってきた。

永「お、平助にお妙ちゃんに雪菜ちゃんじゃん。どうしたの?こんなところで」

平助はお妙ちゃんから聞いたことをそのままみんなに話した。

永「おい、雪菜ちゃん。それ、ほんとかよ…」

原「見損なったぜ。」

(やっぱり私は疑われるのか………)

沖「ちょ、ちょっと待ってよ!雪菜ちゃんがそんなこというわけ無いじゃん!みんな、雪菜の意見も少しは聞こうよ!」

(沖田さん……)

土「沖田の言うとおりだ。何でもかんでも決めつけるのは良くないだろ。」

(土方さん………)

私は涙が出そうになった。私のこと疑ったりしない人がいたから。それだけでも私は嬉しい……

斎「……雪菜はわるくないのだろ?」

斎藤さんも、私のこと疑ったりしなかった。

その時、頬に何かがつたった。

それを見て、斎藤さんは私の頭を撫でた。

雪「さい…と…さん………」

斎「泣きたい時はなけ。俺が傍にいてやるから。」

斎藤さんのその一言で私は泣き崩れた。