放課後。 「西村君、帰ろ?」 私が言うと西村君は申し訳なさそうな顔をした。 「わりぃ。今日はちょっと無理。」 「そっか。じゃ、また明日ねっ!」 そう言って私は教室を出て行く。 ーー考えすぎだよね。 西村君が奈美さんと帰るなんて。 私は西村君を信じるって決めた。 なのに、不安な自分がいる。 「よし、帰ろっ!」 私はダッシュで家に向かった。 ーーー ーー 家についた。 すると、 ピーンポーン インターホンがなった。 「はーい。」 私がでるとそこには、 「ヤッホー!」 ちーちゃんがいた。