イケメン☆ブラザーズ~秘密の♥同居生活~





そ、そんなの音楽部の生徒さんにやってもらえばいいじゃないですか!



いや、それはダメだ。


壮真先生が活躍するたびに興奮して仕事放棄しそうだし・・・。




「いつも頑張ってる碧くんを助けると思ってさ。ダメかな?」




先生は必死に両手を合わせてお願いしてくる。



そ、そんなふうに、言われたら・・・。




「・・・わ、わかった。」



そう言うしかないじゃない。




「ほんと?助かるよ!じゃ、今から一通りの流れを説明するらしいから、本部テントに向かってくれる?」




先生は太陽みたいに明るい笑顔を添えて言った。



隣の紗耶ちゃんの顔には、"かっこいい~♥"そうはっきり書いてある。(太字仕様)




「了解です・・・。」



「じゃ、よろしく頼んだ!ほんとありがとね!」




自分の仕事を終えた先生は最後に笑うと、一瞬にして姿を消してしまった。



いつも暇そうなんだから、壮真先生がやればいいのに・・・。


まぁ、一度引き受けた以上は、頑張るけど。




「お互い頑張ろ!ね?」



「うん、そだね・・・。」




紗耶ちゃんに励まされたあたしは、少し重い足取りで本部テントへ向かった。