「紗耶ちゃん、似合ってるー!可愛いよ!」
「ありがとっ!紗耶の活躍、絶対見ててよ~?」
「見てる見てる!カメラもばっちりだから!」
バイト三昧で忙しい毎日を送っていたはずの紗耶ちゃん。それでも、空いた時間にしっかりと練習を重ねていたらしい。
運動神経も良くて、体も柔らかい紗耶ちゃんは、以前、チアリーディング部にも誘われたことがあった。
それでも「あんなハードな練習はイヤだ。」って言って断ったんだけどね。
「あ、あれ碧先輩じゃない?」
「ほんとだ!」
紗耶ちゃんと記念に1枚写真を撮り終えると、彼女が本部のテントを指差した。
"生徒会長"の席に碧くんが座っている。
何かお仕事に追われているみたいで、やっぱり今日も忙しそう。
種目決めも全部生徒会がやらなきゃいけないらしいしね。
