イケメン☆ブラザーズ~秘密の♥同居生活~





コンコン



「千早ー。ご飯だよー。」




ノックをしてからドア越しに呼んでみるも、返事がない。




「千早?いるよね?」



やっぱり返事がないので、あたしは仕方なく「お邪魔しまーす・・・。」怒られるのを承知で部屋に入った。





「千早、ご飯でき・・・。」




あ・・・。



声が聞こえないのもそのはずで、千早は部屋の端のベッドに横になって眠っていた。




千早は普段、"スポーツバカ"なんて言われるほどスポーツマンで運動神経がずば抜けてる。



だから特定の部活には入っていないものの、色々な部活のヘルプとして引っ張りだこで、いつも突然の試合の呼び出しなんかも、断らずに応じて、忙しそうだった。




毎日元気だし、風邪ひいて寝込んでる千早なんて想像つかないけど、やっぱり疲れてるんだね。



春休み中もかなり呼ばれてたみたいだし。



今日の学校だって、あたしが待ってる間、「便所」なんて言ってたけど、どうせ入部の勧誘に追いかけられてたに違いない。