だから先生は今でも先生。
呼び方に悩んだ時期もあったけど、紗耶ちゃんや他の皆も先生のことを"壮真先生"って呼んでるし、気付けばあたしもそれが定着していたんだ。
「名前では、呼んでるよ。壮真先生って言ってる。」
「んー、そうだけどー。」
先生は不満そうに口を尖らせた。
子どもみたいで可笑しい。
「それで結局、なんでこんなに早いんだよ、オメーは。」
「だから言ったでしょー?千早くんたちに会いたかったからだよー!あ、今日の僕の部活動紹介どうだった?キマってたでしょー?」
「話にならねぇ・・・。」
千早は「飯できたら呼べ。」そう言って2階へあがっていった。
「先生、ほんとにどうしたの?」
「職員会議が早く済んだから、仕事を明日にまわして帰ってきちゃった☆」
「帰ってきちゃった☆」なんて、☆まで付けて明るく言ってていいのか・・・。
まだ今年でようやく4年目なのに。
