まぁ、いっか・・・。
碧くんも無事に眠ってくれたことだし。
本人も悪気があってしてるわけじゃないしね。
「それで、先生なんでこんなに早いの?」
「えー、早かったらダメなの~?寂しがるもかちゃんを思って飛行機よりも早く帰ってきたのに・・・。」
先生は天然だけど、冗談好きで、真面目に会話してくれることはめったにない。
でも、1番みんなが目を向けないところには、なぜかいつも最初に気付く。
先生って、不思議な人。
「いい加減、もかちゃんも僕のこと、名前で呼んでよー。碧たちだけズルいなー!」
「先生は先生ですから。」
あたしがここに住み始めた頃、壮真先生はすでにあたしの高校の教師だった。
丁度、1年前、かな。
あたしが高校にあがる頃だったから。
