だからもういい。諦める。 あたしはあえて何も言い返さずに、深いため息をついた。 「んー、・・・あ。」 壮真先生がふとテーブルを見ると、開けっ放しのチョコレートの箱と、一粒だけなくなった容器が置いてある。 「もしかしてこれお酒入ってた?」 コクコクとあたしが頷くと、「あ、ゴメン♪」先生はウインクして謝る。 え、どうして?目で尋ねると、先生は笑いながら答えた。 「これ、俺が生徒会のボックスに、碧あてに贈ったんだよね♪」 「「は?」」 それを聞いていたあたしと千早、叶多くんの声が重なった。