イケメン☆ブラザーズ~秘密の♥同居生活~





碧くん、卒業後はやっぱり付属の大学に進学するのかな。



真面目な彼のことだから、3年生になるずっと前から、進路のことは考えてそうだけど。





「どうかした?俺が気になる?」




碧くんがふわっと笑う。



あまり見たことがないような、自然な笑顔。




目が細くなって、口元が緩んでて、頬が綺麗なピンク色で、なんとなく可愛い。




「碧くん、卒業後はどうするの?」



「んー、そうだな。正直、あんまり考えてない。」



「え?碧くんが?」



「ああ。」



何気なくきいてみると、思っても見ない答えが返ってきて耳を疑った。



いつもテストでは1番で何をしても優秀な碧くんが、進路を決めてないなんて意外だった。




「俺、期待されるほどしっかりしてないから。」



碧くんは窓の外を見上げた。


見えない表情が、陰った気がした。