さえ「だから、連絡しようと思ってもできなかった……だから、今日ちゃんと話すって言ってて……。」
俺は、その話そうとした愛を……無視したってことか………?
泉「お母さんが倒れただけでも…きっと辛かったはずなのに……愛は、自分のせいだからって、あんたを責めないで…無理して笑ってた…………。」
俺……なにやってんだよ……。
奏多「俺……あいつのこと傷つけた…。」
亮介「行ってこいよ、愛のとこ。」
奏多「俺…愛に謝んないと…。」
泉「今、多分お母さんのいる中央病院にいると思う。」
奏多「さえ、泉。ありがとう。」
泉「早く行ってこい‼︎」
俺は走り出した。
愛のもとに。

