そして今、放課後教室に残っているのは俺と亮介…そして泉とさえだ。
俺は2人に呼び出された。
奏多「なんだよ話って……。愛のことなら、分かったから。」
さえ「分かったって……なにを分かったの⁉︎奏多は何も分かってないよっ‼︎‼︎」
いつも怒ったりしないさえが俺に叫んだ。
奏多「分かってねぇって……なにをだよ…俺は昨日待った…でも、あいつは来なかったじゃねぇか。」
泉「それには理由があんのよ……。」
理由………?
さえ「昨日、愛のお母さん、倒れたの。」
倒れた……….?
亮介「んじゃ、昨日来なかったのって。」
泉「そう、お母さん救急車で運ばれて、ずっとお母さんのそばにいたからだよ‼︎」
そ…んなこと…あんのかよ……。

