すると緊張する俺に川佐美ちかさは。 「学生さん?」 と聞いてきた。 「そうですよ、愛知県の専門学校に通ってます」 川佐美ちかさは驚いたように。 「へぇー、遠いとこから来たんだね?観光とか?」 「まぁそんなようなとこです」 それから天路の様子を伺いながら川佐美ちかさと楽しく会話を続けていた。 川佐美ちかさがコーヒーを飲み終わり携帯を確認すると。 「あっ、もう行かなきゃ、ごめんね」 といい手を振って店を出て行った。